2013/04/16(公開:1970/01/01)
日本ガラス工芸協会創立40周年記念「'12日本のガラス展」前期
静岡西伊豆のガラスのミュージアム「黄金崎クリスタルパーク」で行われる展示イベント
◆黄金崎クリスタルパークは、現代ガラスをテーマにした独自の展覧会を行ってまいりました。このたび、ガラスの素材感に焦点を当てた企画の第2回目として、当展を開催いたします。
身近な素材であるガラスには、ガラスらしいイメージがあります。例えば、透明感、光の反射による煌き、冷たい硬質な手触り、割れやすく繊細な物性など、ガラス特有の質感を想像することは容易です。
一方で、ガラスは自由な加工と多様な仕上げを可能とする素材でもあります。作り手の創意と工夫によって、私たちが抱くガラスのイメージを、いとも簡単に覆してしまうようなガラス造形作品も生み出されています。
当展では、ガラス特有の素材感を自然に見せるような傾向の作品と、ほとんどガラスらしさを感じさせない傾向の作品を一堂に展示いたします。更に、異なる素材同士の対比や調和を活かした、ガラス以外の素材と組み合わせてつくられた作品もあわせてご紹介いたします。
変幻自在なガラスの表情を楽しみながら、多様な現代ガラスの表現を、是非ご覧いただきたいと思います。
◆休館日・・・9/5日(木)
(2013/4/5 時点の情報)