2012/04/01(公開:1970/01/01)
「嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した掌上の宝石」
東京のたばこと塩の博物館で開催される「嗅ぎ煙草入れ」の展示イベント
◆ヨーロッパに中国などで製作された多様な「嗅ぎ煙草入れ」が展示されます。こうした嗅ぎ煙草文化と歴史も併せて解説されます。微粉末状のタバコを鼻から吸い込むという嗅ぎたばこは、世界で喫煙の次に親しまれたタバコです。日本ではあまり普及していませんが、これは元来南米などで先住民達が行っていた風習です。かつてコロンブスが15世紀末にヨーロッパに持ち帰ってから大陸に伝来し大人気となりました。
この展示では嗅ぎ煙草を入れる容器に注目しています。例えば中国の「鼻煙壺」(スナッフボトル)や「スナッフボックス」など多様な種類が存在します。
これらは「掌上の宝石」と呼ばれるほど美術品としての価値も高いモノが多いです。
◆展示作品は250点
(2012/3/29 時点の情報)