2012/04/05(公開:1970/01/01)
広島 原爆の子の像
広島の平和記念公園にある像。少女のブロンズ像は佐々木禎子さんといいう実在の少女がモデルになっている。佐々木禎子さんは、2歳の時に原子爆弾により被爆、その10年後に白血病のためになくなった。禎子さんの死を悼んだ同級生たちが「原爆で亡くなったすべての子どもたちのために」と慰霊碑を作るために呼びかけをはじめて完成させた。像の台座には「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」という文字が刻みこまれている。像の下部分にはノーベル物理学賞受賞者である湯川秀樹博士から寄贈された鐘がつるされ、風が吹くと音が鳴るようになっている。
イベニアスタッフ:なずな「小学校の道徳の時間に‘折り鶴とサダコ’の話を聞いて、この像の存在を知りました。折角戦争が終わって、平和な時代がやってきたのに被爆のせいで亡くなってしまうなんて・・・とかなり衝撃を受けました。実際に平和記念公園に行き、この像を目の当たりにし、平和の大切さを改めて感じました」